南半球に足跡を印して

旅行部長 手塚康博 (副会長昭31政経)



咋年9月26日早朝、オーストラリアのブリスベン空港に到着 した我が一行31名(内女性14名) を迎えてくれたのは、清澄な「ジエーテル」と強烈な紫外線でした。
練馬稲門会は、ここ数年の間に、ハワイ、タイヘそしてオーストラリアヘと、グローバル化の波に乗り切り、この1年の準備も流星の如しでした。
早速、ワーナーブラザース・スタジオに伺い、キャラクターパレード、自動車、オートバイのアクロバットショーを手を叩いて楽しみ、余韻冷めやらぬうちに夜は、全員の宴になりました。
宿泊ホテルANA(5つ星)内の和食レストラン「海」では、日本酒、ビール、ワインを痛飲し、大いに気勢を揚げ、実年各位の賑々しさは、耳を聾するばかりに盛り 上がりました。

2日目から は、自由行動でしたが、 印象的だったのは、同国初の水陸両用バスでの一時につきます。
町中から運河に飛び込んだバスは、水路を白在に航行し、サー スの飲み物を飛沫を浴びながら飲んでいると、河畔には、広壮な邸宅、美しい庭園が散在し水面に映える様は、一幅の絵画でバスのマシン音と相いまって通奏低音の心地でした。

季節は「つつじ春風に笑む」、土地柄は、「おしん」 をTVで見て日本人が好きになったと、開放的です。

物価は、米、肉、土地、建物等々が日本の5分の1ぐらい。
変った土産物と思い皮製のテンガロンハットを4 千円で買ったが、後日、新宿の店では、1万8千円 の値札がついていました。
白豪主義から多文化主義に変って30年のこの国には、多くのリタイヤした日本人が住んでいます。
如何なものでしょう。




「ゴールド」へシルバーの旅

小井土 有治 (昭36政経)

ゴールドコーストは空も海も青く、広かった。
2002年9月25日夕か らの練馬稲門会のツアーに妻と参加し、前日までの東京都労働委員会の深刻な 労使紛争問題から解放され、ゆったりとした雰囲気にひたれました。
同行の先輩もほとんどが夫人同伴で、シルバー世代の「ゴールド」への旅でした。

26日朝にブリスベーンに到着後、市内観光をし、ムー ビーワールドを見学した。
高層ビルや「人間飛行」の 撮影のトリックなどを見て、「なるほど」と感心。
ポリス・アカデミーのショーも派手でした。
楽しかったのは27日の水陸両用アクアバスの「水陸旅行」。
広い河の両側に並ぶ豪華な家並みはうらやましい感じ。
別の日に2枚買った賞品が別旺のクジの外れは残念!
29日のゴールドコースト世界自然遺産観光も良かっ たですが、途中でバスから降りて妻と歩き、現地の子供たち と交流し、ゆったりとコーヒーを昧わったカナングラの町がもっとも印象的でした。
孫への土産もたっぷり 買いましたが、シルバーにはゆとりのあるツアーが最適と感 じたゴールドな散策でした。






ゴールドコースト6日間の旅

林 宏 (昭32商)

平成14年9月25日より30日に旦る「ゴールドコースト6日間の旅」に参加しました。
旅行部の海外旅行は4回目であり、顔馴染みの面々 総勢31名(夫婦11組を含む男性17名、女性14名)が全員笑顔で成田空港を出発、翌朝7時30分ブリスベン空港に無事到着しました。
専用バスで市内観光、 ムービーワールド見学の後、宿泊先のゴールドコーストANAホテルに到着、ウエルカムパーティーで旅の幕が 開かれました。
27日はオージー体験ツアー(ショッピング センター見学・水陸両用アクアバスツアー等)とバイキ ング形式のディナー及びカジノ・ミュージカルショーで素敵な雰囲気の夜を過ごしました。

28日は終日ゴルフで、気温22度の快晴の下、プレーを楽しみ、ゴルフの後はステー キハウスに移り地元産赤ワインで談笑しました。
29日は世 界自然遺産観光(ラミントン国立公園等)に参加する。
特にカランビン野鳥園でのインコの餌付けは楽しく、顔や肩、手の平に群がる色鮮やかなインコの姿は忘れ難かったです。
夜はサヨナラパーティーを開催、談笑の渦に包まれる中、 景後の夜を楽しく過ごしました。
豊かな大自然、陽気でフレンドリーなオージー気質は僅か6日間の旅でありましたが、 寿命は少なくとも6年延びた想いのする旅でした。